知っておきたい!ライフプランが大切な理由

COLUMN

いろいろなところで目にする「ライフプラン」という言葉。 「よく目にするけど、なんとなくよく分からない」「難しそう」「本当に必要なの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
本コラムでは、なぜライフプランを考えることが大切なのかを分かりやすくお伝えしていきます。

01

ライフプランのイメージ

「ライフプラン」と聞くと皆さんはどのようなイメージを持たれますか?
「考えたほうがいいのは分かるんだけど…」「難しそう」「手間がかかりそう」というイメージを持たれる方が多い印象です。
では、質問を変えて「将来の不安はありますか?」と聞くとどうでしょう。
以下のように、人生のさまざまタイミングで、もちろんそれ以外のタイミングでも、「将来のお金」について不安を感じている人は多いのではないでしょうか。

共通するのは「将来のお金」に対する不安

こちらのグラフは、内閣府の「国民生活に関する世論調査」より抜粋したものです。老後や将来の収入や資産についてなど、半分以上の人が不安を感じている ことが分かります。

悩みや不安の内容

【日頃の生活の中で、悩みや不安を「感じている」、「どちらかといえば感じている」と答えた方に、悩みや不安について質問(複数回答)】

出典:「国民生活に関する世論調査」(内閣府)https://survey.gov-online.go.jp/r03/r03-life/gairyaku.pdfを加工して作成

実際にお客さまとお話をする中でも、このように「将来のお金」に対して不安を感じている方は多くいらっしゃいます。
その理由としては、老後2,000万円問題や、将来の年金への不安、物価の上昇などが背景にあると考えられますが、そもそも「今後、何にどのくらいお金が必要になるか分からない」という方が多いのではないでしょうか。
このように、将来のお金について不安を感じているにも関わらず「ライフプランを考えよう!」と具体的に行動に移されている方はまだまだ少ない印象です。
「将来のお金」に不安はあるけど、将来のお金を考えるために必要なライフプランについてはなかなか検討できない理由としては、「ライフプランは難しそう」「手間がかかりそう」というイメージが大きいのではないでしょうか。
このように、大切なことは分かっているけれど、実際に行動に移すにはハードルが高いライフプラン。
では、ライフプランを考えることは本当に難しいのでしょうか。

02

そもそもライフプランって何?

ライフプランとは人生設計、生涯の計画のことです。
もう少し具体的にすると、人生の夢・ゴールの実現のために、現在の収支と将来を見える化し、お金の計画を立てることをいいます。

私たちFDアドバイザリーでは、ライフプランは次のように3つの領域に分かれていると定義しています。

ライフデザイン

「どのような人生を送りたいかを思い描くこと」
夢や目標、人生観、生きがいなどを考えることで「どのような人生を送りたいのか?」をイメージし、「どのように実現していくか」を考えることをライフデザインといいます。
ライフデザインを考えることは、自身が思い描いた「幸せな人生を実現する」ための行動に繋がります。

ファイナンシャル・プランニング

「人生の夢や目標を実現するための資金計画」
ライフデザインで思い描いた「幸せな人生」の実現にあたっては資金計画の検討が必要不可欠です。 現状のままで問題はないか、不足があるとすればどのようにその不足分を補うか、などの資金計画を検討する必要があります。

ヘルスケア

「健康維持・増進のための行動や健康管理」
思い描いたライフデザインの実現のために、資金計画と併せて大切なのは健康の維持です。健康であることは、人生を豊かに楽しむためには必要不可欠ですし、医療費や介護費用などの費用を抑えることにもつながります。

「ライフデザイン」、「ファイナンシャル・プランニング」、「ヘルスケア」の3つの領域は密接に関係しています。
例えば、「早期退職をして、悠々自適の生活を送りたい」という夢を思い描いたとします(ライフデザイン)。この夢を実現するためには、早期退職し悠々自適な生活を送る ために必要な資金を計画的に準備する必要がありますし(ファイナンシャル・プランニング)、人生を愉しむためには健康であることも大切です(ヘルスケア)。
この例からも、ライフプランの検討にあたっては、どれか一つでは不十分であり、3つ全てを考えることがが大切であることが分かります。
私たちはこの3つの領域の中でお金に関する「ライフデザイン」と「ファイナンシャル・プランニング」をライフプラン相談としてお受けしています。

03

ライフプランを考えることは本当に難しい?

多くの人が「ライフプラン」という言葉に持つ「難しそう」というイメージですが、本当にそんなに難しいものなのでしょうか?
ライフデザインとファイナンシャル・プランニングについてそれぞれ考えてみましょう。

ライフデザインを考える

「人生の夢や目標を思い描いてください」といわれると、すぐには思い浮かばない人も多いのではないでしょうか。
しかし、誰しも叶えたいことや、こんな人生を送りたいなどの想いはあるはずです。
あまり難しく考えず、小さいころの夢や趣味など興味・関心のあることを思い浮かべ、自分はどんな時に「幸せ」を感じるかを考えてみるのもいいかもしれません。

(例)

  • 旅行が趣味 ― 
    世界中を旅して、多様な文化を体験したい
  • 子供の教育 ― 
    子供には望む教育を受けさせたい(留学等)
  • キャリアアップ ― 
    自分のスキルを活かしキャリアアップ・起業したい 
  • 社会貢献活動 ― 
    ボランティア活動を通じて地域に貢献したい

ファイナンシャル・プランニングを考える

ファイナンシャル・プランニングを考えるためには、まずは現在の収支(家計)を見える化する必要があります。
最近は家計簿アプリの普及もあり、紙の家計簿よりも手軽に家計をデータ化して管理している人も増えてきています。
また、家計簿をつけていなくても、例えば通帳の動きを確認すれば、ざっくりいくら入ってきて、いくら出ていったかを知ることは可能です。難しく考えず、まずはできることから始めてみましょう。現状を把握することが、将来の計画を立てるための第一歩です。

このように、ライフプランを考えることはそんなに難しいことではなく、何か特別な知識が必要なわけではありません。しかし、そうは言ってもまだ「手間がかかりそう」「面倒だからそのうち考える」と思われる人もいると思います。
そこで、つぎはライフプランを考えることで得られるメリットと考えるポイントについて確認していきましょう。

04

ライフプランを考えるメリットとポイント

―メリットは?―

ライフプランを考えるメリットは、「将来のお金」に対する不安の軽減・解消です。
人は「先が見えないこと」「曖昧であること」に不安を感じます。
ライフプランを考えることにより、将来の収支やライフイベントなどにかかるお金を確認し、曖昧だった将来を具体的なカタチにすることで、漠然とした将来に対する不安が見える化できます。
不安・課題が明確になれば、そのために必要な具体的な準備・対策を検討し取り組むことができ、将来のお金の「安心」につながります。
今感じている「不安」を「安心」に変えていくために、ライフプランを考えることはとても大切です。

―ポイントは3つ―

ライフプランを考えるメリットが確認できたところで、検討のポイントを改めて確認していきましょう。
ライフプランを考えるポイントは次の3つです。

  • 1.どのような人生を送りたいかを思い描き、目指す「夢」や「目標」に必要なお金をイメージする
  • 2.現状の収支を確認し、将来を見える化する
  • 3.「夢」や「目標」実現のためのお金の計画を立てる

―ライフプランを考えるタイミング―

最後にライフプラン検討のタイミングについて考えてみましょう。
少子高齢化や税負担の増加など、私たちをとりまく環境は大きく変化しています。
ライフプラン検討のタイミングはひとそれぞれであり、正解はありませんが、「結婚」「住宅取得」「お子さまの誕生」「お子さまの進学」そして「退職」といったライフイベントのタイミングでライフプランについて考えることをおすすめします。
これらのライフイベントに共通しているのは、収支が大きく変わるタイミングであるということです。
これまでは、なんとなく「大丈夫」と思って生活していたところから、「支出が大きく増加する」「収入が大きく減少する」といった変化が起こると、やはり不安を感じますよね。
ライフプランを考えるタイミングはこの限りではありませんが、こういったライフイベントのタイミングで「将来のお金の不安」を解消していくことで、これからの人生の「安心」と人生を愉しむことにつながるのではないでしょうか。

また、ライフプランは、一度考えてしまえばそれでOKというものではありません。
ライフデザインが変わった、家族構成が変わった、収入が大きく変化したなど、大きな変化があったタイミングはライフプランを見直すタイミングでもあります。

05

まとめ

  • ライフプランは「ライフデザイン」×「ファイナンシャル・プランニング」×「ヘルスケア」
  • ライフプランを考える理由は、将来のお金の不安を安心に変えていくため
  • 難しく考えずに、まずは現状の見える化から始めてみましょう
  • 収支が大きく変わるタイミングがライフプラン検討のタイミング
これからの人生をより豊かに楽しむために、まずはライフプランを考えることから始めてみましょう!
ライフプラン相談についてより具体的に知りたい、相談しながらライフプランを考えたい方は
ぜひFDAlcoまでご相談ください。

執筆者

株式会社FDAlco
RIA部  宮本 苑恵
・2級ファイナンシャル・プランニング技能士

株式会社FDAlco 免許・許認可:金融商品取引業(投資助言・代理業)北陸財務局長(金商)第26号/加入協会:一般社団法人 日本投資顧問業協会